2016年6月21日火曜日

どうやって中国語を習得したのか、という話

どうも。夏前に必ず体調を崩す高橋です。
ありがたいことに、毎日締め切りに追われる日々を送っています。

特に秀でたところがあるわけでもない私のような平々凡々なライターに、これほどまでに仕事が舞い込んでくるのは、ひとえに台湾在住だからであります。海外でヒーコラ言いながら暮らしているからこそ、台湾観光のガイドブック、雑誌の台湾特集、台湾エンタメの雑誌、台湾で発行されている日本語雑誌、というフィールドで活躍できるのです。ありがたや。

そこを強みにしている以上、中国語での取材もこなさなければいけないわけですが、30過ぎてから台湾に移住して、慣れない場所での暮らしや子育てにも必死の私が、中国語をモノにするのはかなりハードな道のりでした。今もモノにしているとは言い難い状況ですが、それでもなんとか仕事ができるようになったのは、一応こんな努力をしているからです、という話。

ちなみに台湾に来る前の中国語の素地として、大学の時に第二外国語で中国語を選択していたこと、仕事で台湾の方にお会いする機会があって、あまりのいい人ぶりに感動し、2年間ほど週に1度町の中国語教室に通っていました。現地では語学学校に半年弱通っただけで、子育てに追われることに。一応基礎は習っていたはずなのに、台湾に来たばかりの頃はコンビニで「袋いりますか?」もと言われても聴き取れず固まっていました。

そんな私が台湾に来て5年で、まがりなりにもインタビューまでこなせるようになったわけです。なにかしら秘技とか秘訣を公開したいのですが、残念ながらそんなものはない、というのが結論。これまでの道のりには結局この2つしか効果を感じた方法はありませんでした。

「単語を覚える」「正しく発音する」

これに尽きます。台湾に来て1年で、台北ナビさんでの仕事をはじめたころは、正直半分くらいしか聞き取れず、録音して何度も聞き直し、重要なのにどうしても聴き取れない部分を台湾人の旦那に聞いてもらって、なんとか原稿を書いていました。これじゃまずいな、と思って、「キクタン中国語 初中級」というのを一冊覚えたら、かなり聞き取れるようになりました。「キクタン」のCDは、中国語の後に日本語が流れてくるのですが、とにかくリスニングができないことには会話にならないので、最初は中国語を聞いて、日本語が出てくる前に一旦ストップ、意味が出てこなかったら書き出す、というのを一冊やったら、台湾人が話している内容がだいたいわかる、というレベルになりました。

その後はもうずっと同じことの繰り返しです。

①生活や取材の中で、聞き取れなかった単語を書き出して覚える。
②通じなかったり聞き返された発音の単語を正して使ってみる。
③使えそうな単語と言い回しに出会ったらなるべく覚える。

本当にただただこの繰り返し。覚えても覚えてもウソのように忘れるし、発音の難しい単語を覚えたと思ったら、今度はとっさに「バナナ」の中国語が出てこなくなったりと、自分の脳みそを呪いたくなるようなことの連続で、本当に地味で孤独な戦いです。

ただ私の場合は、実際に取材で中国語をつかわなければならないため、「あー!!あの時こう突っ込めたらよかったのに!!」という後悔なんかがものすごく強烈で、なんなら3日くらいその単語やフレーズのことを考えたりするので、そういう意味では定着率がいいのだと思います。同じ場面がきたら今度は絶対使えるようにしなければ!という気持ちが強いのです。

しかも、仕事柄その会話をテープに録って、文字に起こさなければならないので、自分の稚拙さがわかるし、相手の中国語を文字に起こすことは、そのままディクテーションというやつになっているので、これも必要に迫られている分効果があるのだと思います。

テープ起こしというのは、日本語だろうが中国語だろうが、取材がうまくいかなかった時はものすごく嫌なものなのですが、中国語の場合は、「ここ勘違いして変なこと聞き返してる…」などという語学上のミスに気づくこともあるため、マジで地獄です。よくテープを聞きながら悶絶していました。ちなみに取材の場合、聞き取れてるフリをしても、あとで原稿書く時に泣くのは自分なので、必要な場合は正直に「すみません、今のどういう意味ですか?」と聞き直したり、最悪筆談で書いてもらったりもします。そこから急に相手が中国語のレベルを下げてくれたりもします。それって一見ありがたいのですが、取材としては中身が薄くなるので危機的状況なのです。悩しや。。。

最近は野球用語の語彙を強化しています。アラフォーでも頑張れば頑張っただけ成果が出ることを実感していますので、勉強中の方は一緒に頑張りましょう。また効果的な上達方法が見つかったらアップします。

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