2016年9月21日水曜日

三浦番長をいつもの通りに応援しようと思う理由。

台湾では初のメジャーリーガーで国民的ヒーローだった陳金鋒という選手が引退を表明しました。シーズン当初から「今季限りで辞めます」と宣言していたので、台湾の野球ファンは、「この一瞬一瞬を目に焼き付けよう」という思いで今シーズンの陳選手を見ていたはずです。辞めると宣言することで、注目する人が増えるのも事実です。

我らが番長、三浦大輔投手の引退は寝耳に水の出来事でした。ヤフーニュースを開いて「DeNA三浦大輔、引退表明」という文字を見た瞬間、横浜ファンの「嘘だろ!?」という声が聞こえたような気がしました。引退会見の中継を見ていても、なんだか実感が湧かない。横浜に背番号18がいることは、あまりにも当然のことだったからです。

人間というのは愚かなもので、いつもの光景がそうでなくなる時、初めてその大切さに気づくことがある。でも我らが番長について思うのは、ちょうど反対のことなんです。

「9回を投げ抜くためには1イニング1イニング、もっと細かくしたら1アウト1アウト、最終的には1球1球っていうことですよね」

速球派でもなく、代名詞となる変化球があったわけでもない。選手生活を支えた抜群のコントロールの影に、1球1球手を抜かない不断の努力があったことを、横浜ファンは知っています。Bクラスが定位置のチーム状況にも腐らず、150勝した番長が教えてくれたのは、いつもの光景を、目の前の一瞬一瞬を、懸命に生きろということです。

だからこそ私は引退、引退と騒がず、いつもの通りに番長を応援しようと思うのです。最後の1球まで、きっと全力で投げてくれると思うから。そして願います。その1球が石田に、今永に、ヤスアキに粛々と受け継がれていくように。


偉大な投手でした。いつも励まされました。ありがとう番長。でもまだ終わってないぜ!

2 件のコメント:

  1. どうやったらコメントできるのかわかりませ~ん
    大洋ホエールズの頃のファンです
    それ以来、野球から離れていたのですが、
    陽岱鋼つながりで、こちらへまいりました!

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    1. コメントありがとうございます。ホエールズ時代からのファンの方に番長についての文章を読んでいただけて光栄です。陽岱鋼は今年本当にすごい活躍でしたね!のんびり更新してますが、これからも覗いていただけると嬉しいです!

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